ご家庭での過ごし方について

生徒のご家族から「家庭での対応で気を付けることはありますか?」というお問合せをいただくことがあります。大変ありがたいことです。

 

公文教育研究会の歴史は研究の歴史です。教材研究・児童心理研究・優秀児研究・乳幼児研究etc...50年分以上の沢山の事例に裏打ちされた公文メソッドがあります。お子様の自立学習や学習効果を高められるよう教室でも理論に基づく働きかけを日々行っておりますが、こちらではご家庭で「もしもこのような対応をしていただけたならば」という、当教室おすすめの対応をご紹介します。全てを取り入れる必要はありませんが、ご参考になさってください。

 

100点プリントを受け取ってあげてください

生徒の皆さんは毎回の教室時、その日に用意された当日分のプリントと、前回提出した宿題のお直しをして全て100点にして帰ります。新たな宿題と一緒に100点になったプリントも持ち帰りますのでご家庭でぜひお手に取ってあげてください。「頑張ったね」「満点すごいね」「今日は大変だったね」と、褒めて労う良いタイミングになりますし、自立学習を進める上で宿題をきちんとしているかどうか、プリント量で自然な流れで把握出来ます。

 

優秀児に共通していることは『読み聞かせ』と『歌』でした

過去に全国の幼児優秀者上位(数学)の統計をとったところ、漏れなく全員の家庭で乳幼児期から『読み聞かせ』や『歌いかけ』などの意識的な働きかけがあったそうです。「歌二百、読み聞かせ一万賢い子」というスローガンを公文式でも掲げておりますが、読み聞かせは自分で読めるようになった後でもお子さまが求める限り続けて頂きたいです。前頭葉が刺激され脳のメモリーアップに繋がりますし、単語や言い回しを無意識に学べ理解力も向上します。歌は特に言葉の覚え始めの乳児期に取り入れることがおすすめです。通常の語り掛けよりもリズムで覚えて、まねっこ遊びや手遊びで楽しく言葉が身に付きます。さて、小学校や中学校に上がった後に読書習慣を身に付ける為には…私が導入としておすすめしていることは『図書館に連れて行って自由にさせる』ことです。最初手に取るものは漫画本や雑誌でも構いませんし、公文の宿題を持って行って終わったら自由時間というようにしても構いません。ゲームや動画の無い環境を用意することで、子供の嗜好に読書が加わるかもしれませんよ。

 

生活の一部として続けることが大事です

公文式を学習していく上で宿題はオプションのような位置づけと考えております。勿論進度にも影響するもので大事なものですが、基本的には「やる気のある子がしてくるもの」です。当教室では、中学年以上になった生徒は宿題の希望の量を自己申告して、毎日の量を他の習いごとや部活や進度の具合で調整します。その代わり出来なかった時は理由を求めています。また、ご家族で出掛けていた等でする時間がなさそうな時はするかしないかは自分で判断せずお家の人に相談してねと伝えてあります。
もしも都合悪く出来ない日があった場合、次の日に2日分する必要はありません。特に小さなお子さまは机に向かう習慣こそが大事で、作業力(量)はその次のステップです。

 

何度も壁に当たっては乗り越えます

100%の生徒が、学習を進めていくうちに壁に当たり苦しむ時期を迎えます。ただそれはずっとではなく、負荷がかかりすぎないように指導側が進度を調節して助走をつけたり、本人の粘り強い取り組みによって乗り越えるとまたスムーズに進められるようになるものです。お子さまが躓いたとき、(今のこの子にはこれが限界かもしれない…)と思ってしまうとしたら、実際はそうではないので勿体のないことです。どうか長い目で応援してあげてください。壁を何度か乗り越えた成功体験がその後の学習の後押しとなり、高進度に繋がることも多くあります。

 

何よりお子様に興味を持ち続けてあげてください

言葉にすると当たり前のことのようですが、これが一番大事なことかもしれません。親御さんが生徒自身の公文の学習に興味を持ってくれていて、応援してくれているという自負が生徒にあるかどうかで、取り組み方が違っていきます。自立学習が完全に出来る前の幼児や低学年生はもちろん、中学生になっても高校生になっても、直接的な学習への関わりを家族がせずとも「家族の興味・応援」を背中に受けることで、学習を頑張ることが出来るのです。「今日の公文どうだった?」「最近公文どういう所を勉強しているの?」「いつも頑張っていて偉いと思っているよ。」そんな日常での声掛けで構いません。また、お正月やお盆などのご家族が集まる場で、皆の前で「頑張っていて偉いのよ。」と間接的に褒めてあげることもお勧めです。

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